スポーツ医学
「安静」という言葉はできるだけ使わない診療を心がけています。
打撲、捻挫、骨折などの外傷の場合は、できるだけ練習を中断しないように工夫しながら治療、リハビリを進められるように様々な工夫を行います。外傷ではない痛みなどの故障は、疲労の蓄積であることが多く、毎日のコンディショニングを患者様自身で行えるようにリハビリを進めます。食事管理はスポーツでのパフォーマンス向上で欠かせません。当院では栄養指導を重視しています。
治療の流れ
診断
診察、レントゲンなどの画像で診断します。さまざまな影響を考慮して診断します。
治療
ケガの場合は局所「安静」が必要ですが、心肺能力の低下、
他部位の筋力低下をできるだけ避けるように、全身の「安静」は避ける工夫を患者様と考えていきます。
治癒・維持
筋力、関節可動域の回復、実践での回復を目標としますが、
疲労の蓄積、加齢による影響を改善し、再発防止を患者様と考えます。
治療方法
アスレチックリハビリテーション
不調の原因を究明、評価し改善方法を探ります。
毎日の自己管理がリハビリの基本と考えており、自宅に帰ってから患者様自身が行えるように指導していき、その確認作業を当院で運動器リハビリテーションとして行います。
リハビリの先生に施してもらいに通うというリハビリではなかなか良くならないと考えています。患者様が自主的に積極的なリハビリを行うようになれば、より良い結果が待っていることでしょう。
治療部位のリハビリテーションのほか、競技種目ごとの実力向上を目的とした強化を行っています。ケガや故障により安静を指示されていることに対して不安がある方や、できるだけ競技レベルを落としたくない方はぜひご相談ください。
スポーツ栄養
筋力向上や競技能力向上を目指すには食事管理は欠かせません。
栄養管理が間違っていればトレーニングがかえって悪影響を引き起こす可能性があります。当院では In Bodyを駆使して基礎代謝量、筋肉量なども評価し栄養管理を行います。
機器紹介
In Body770
超音波診断装置
スポーツ傷害や関節リウマチの精査を診察室ですぐに行うことが可能になりました。
スポーツ傷害では、筋肉、腱、靭帯の損傷、骨折の確認や、肉離れでの血種の確認を行います。関節リウマチは、滑膜炎の評価を患者様に説明しながら画像診断を行います。
院長の得意な競技種目
院長もスポーツに取り組んでおり、
スポーツ愛好家の患者様の気持ちに近い治療を心がけています。
長距離走
現役種目です。フルマラソンで3時間切りを目標にトレーニングに励んでいます。
月間走行距離は300km以上で、長岡京市周辺を走り回っています。ベストは2時間58分。
バドミントン
医学生時代に打ち込み、キャプテン経験があり、指導経験が豊富です。
野球
中学時代に部活でがんばっていました。
整形外科医局の野球部にも所属していました。
テニス
医師になってからがんばっていました。
現在はほどよい趣味程度です。